星少年

星が降る夜の話をしよう

続きはなくとも見つめ合おう

明日の2人はきっと今も

どこかで笑っているのだろう

 


足早にかける昼間の月

踵を返す僕を追いかけ

進み始めてからもう何年

忘れた物を拾い集める

 


その道は2人を思い出させる

僕達まだ、大人になる前

いつまでもここにと残した夢

掘り返しえて置いておくよ

 


またいつかもどってくるそう信じて

 


星が降る夜の話をしよう

君はここで、僕はあの星

いつか、消えたならあそこで会おう

届かない距離が縮むだろう?

 


真夜中がやってきて、光もなく

ただ一筋の光だけが

僕らを照らしている

ただ照らしている

 


星が降る夜の話をしよう

僕はきっとどこにも行けない

振りかざされた運命のまま

星となるその日を待ち続けながら

 


星が降る夜の話をしよう

僕の中で君はあの星

いつかなれたなら空で笑おう

離れた場所でも光って居れるように