2020-01-01から1年間の記事一覧

あなた

好きじゃない缶コーヒー 暖を取るため手にしたり 白い息を内に貯めて 一気に吐き出して見せる遊び マフラーで口元隠してほろり こぼれた言葉、「今年も1人」 温まる手と冷める缶コーヒー 暖の取り方は去年と同じ みんな求める人の温もり 不思議だったが今わ…

月街灯

月明かりが映る水面 まるで街灯のように連なる そんな訳もないと一言 少し暑い夏の夜の話 鈴虫が奏でる歌も 花火が散るその音でさえ ギターの音でかき消した 誰もいない公園で 月街灯よ、夜を照らせ 光る僕らをもっと掻き消せ ホントだけが僕らの正解じゃな…

夕幻

気持ちは安いし、言葉は浮いて 想いが無いの分かってるんだ 恋というのは、ただの勘違いの延長なんだろ 時間はあった、だけれどダメだ なんせ人生は有限なんだ 信じていたって、愛せない物もあるだろ 夕暮れ迫る夜際 限りない止まらない筈の歩幅 全部間違っ…

loose day

夢の中で君は少し笑っている ほんの少しだけ笑っている 「おはよ、早く起きて」 寝ぼけ眼の僕はいつも通りに君を揺さぶる 揺れるベット 君は向きを変えた 背中合わせ、朝日が遮る いつもの朝だ 変わらない朝、眠い朝、君がいる朝 窓から光が差し込んで、何も…

loose day

loose day おはようから始まる僕らの朝 まだ少し体は起きてないみたい 揺さぶって起こしたら怒るくせに 起こさなくても怒るそんなのが好き 何もかもが輝いて映る日々とか 在り来りな言葉じゃ足りないが ただそんな日々が愛おしくて カレンダーめくる事すら止…

擬いの芸術家

芸術は一体なんだと思う? 目に見えるもの全てが それのひとつなんだとしたら 僕ら作ってるこれもきっと その1つになるのかな 明日が遠く輝くとか、感情に動かされるとか そんなのもその1つになるのかな 嘘で作った歌が響いた、僕らのこの薄い心は 本当にそ…

アルカリ性の水平線

裸足で歩いた、荒廃繰り返す世界だ 私ならこの世界救えると思ってるの でもね、まだ貴方と一緒に居たいから 飽きるまでこのままにしようと思うの 綺麗ね、腐った海も死に絶えた動物たちも 私達もあぁなっていくんだろね 貴方だけは残していくわ あぁ、私はこ…

ふと、ぎゅっと

いつからだろう こんなにあなたを思って 涙が出るような 歌を歌えるようになったのは いつからでもいい 僕は貴方を思って 解けない感情を ここに残して置くんだ きっとずっと僕は思うよ 愛してるってありがとうって ふとぎゅっとしたくなるんだよ 近くにおい…

春眠、暁を覚える

春、寝ぼけた顔して 見上げた空が雨になって きっとここじゃないって思った 思い出しても笑って 嫌いな顔で見つめるその姿を 自分らしくって言われて そんなもんはどこにもねぇ 浮かぶ、汗流して 走る君が晴れを呼んで きっとお別れだ、僕ら 叫ぶ心は連ねて …

またね

今日も来てくれてあがとう さよならとは言わずに いつかまた会えるその時まで 晴れた空を見上げてる ほら、声が聞きたくて あなたの作った歌を口ずさむ 今日も元気に1日を いつも通りのまたね 今日も生きてくれてありがとう さよならとは言わずに いつかまた…

雨、伝う窓辺 一人君を思い出す 冷めた空気が匂いを混ぜる 足りないな、甘い匂い 嘘の匂い 雨、うつつ夜 一人君を思い出す

咲花

夏の始まり 笑ったせいか 目の前がぼんやり 二人の終わり あの日のせいか わかっていたけど止められない 少しの暗がり 人目を嫌った 僕らは時間を待った 花火が上がり 君が段差に登って こぼしたジュースも綺麗に咲いた いつだって思い出すのは自分だけ でも…

忘れ物

遠い青い空追いかけては 小さい愛を踏み潰した いつかは出会える運命だと 僕は信じて切り捨ててた 時間が経ってしまった また、思い出してしまった わかっていても あの道を通れば 君に、帰る姿に 会える気がしていた 振り向けば 笑ってる気がしていた 微か…

ベット

明日のこととかどうでも良くって くだらない平和をただ歌いたいだけ 誰かのせいとか、自分のせいとか そんなのはいいから、早くおいでよ 卒なくこなしたあれやこれも全部 大した努力も別にいらなかった 欲しいものもない、言いたいことも無い ただ1つ愛を持…

ほんと

君の言葉の中に あるいは僕の中に ないのだとしたらなぜ 僕らは探している 突然吹きやむ風 音が連なっていく 明日の生き方さえ わからない僕がなぜ 大切な今日を投げ捨ててる 今、こそ 叫ぶ 大事なのは 誰かじゃない 明日じゃない 僕自身だ 1つじゃない 正…

空室

明日の朝になったら 僕だけが居なくなって 明日の朝になったら 誰にも見えなくなる魔法だよ ずっと探していたものがあって いつの間にか遠ざかってるんだ わかってるんだよ だから今ここで消えてしまって 探す旅に出掛けるんだよ ホントの君だなんて 誰にも…

夏夜

左の靴紐ばっか解けてしまうように 偏った時間を繰り返していく わかったんだお互いに綺麗事なんだって 悪いのはいつだって俺さ ねぇ、そうだろ? きっとここにあったその日は もうずっとずっと前から 君が背にした僕は光を纏って 次の駅の改札涙も流れず止…

世界の中心

夏の暑さのせいだ、 君はそう言って風を吹かす 今までのことなんて 悲しいくらいに覚えてないから、 ヨレたTシャツの首元に 顔を埋めている 何にもない日曜日 朝が来て夜になる 6/30、君を想う 世界の中心はいつも君さ これからいくつの先を望む いつものあ…

星少年

星が降る夜の話をしよう 続きはなくとも見つめ合おう 明日の2人はきっと今も どこかで笑っているのだろう 足早にかける昼間の月 踵を返す僕を追いかけ 進み始めてからもう何年 忘れた物を拾い集める その道は2人を思い出させる 僕達まだ、大人になる前 いつ…

氷菓子少女

全部溶けてしまうな この線を踏み出して進んでいけば 全部解けてしまうな あなたへの気持ちもこの夏ですら 右と左で違った靴下がいつも あなたを探す目印だったの 不均一なその歩幅も 私には整って見えた 1歩踏み出せば溶けてしまうし 離れてしえば伝えられ…

ホントの気持ち

言葉の裏を探っては 自爆してばかり 2人の間の思い出は 増えていくのに おはよう、今日の夜何してる? 毎日もう気になっている 離れない頭の99%君のことだらけ 不安じゃないわけじゃない ほら、君かわいいし 嫌なことなんてないけど 時々寂しくなんだよ 僕は…

アマノガワ

ふとよぎるのは君の声 届かない川の先へ 漏れる言葉よ空泳げ 遥か遠い昔の夢 咲き乱れた青の海に 季節は巡ると知って また降り注ぐ涙のよう 止まらない思いが今 光る街に 今宵も夢を紡ぐ 沈む足に 明日は無いと歌う 僕は、今日この川を渡って 君に、逢いに行…

碌々

歩き疲れた僕たちは不意にそれを見つけた 近づいて見たけど距離は変わらなかった 追いかける気力もなくただぼーっと見つめて 何をする訳でもなくただ宙を舞っていた 夢うつつ瞼の裏に描いた雲達は 少しずつ流れて涙に変わっていた たいして変わりのない日々…

ぼくは

やりたいこと やらなきゃいけないこと バランスって難しいよな 愛した人 恋した人 バランスって難しいよな なにかにそっと 寄り添いたくなること 誰にだってありえるよな 僕らはずっと 足踏みしていても 世界は回っていて進んでいるよな なぁ、BABY 君はちょ…

うたう

あらすじの無い、僕らの日々は 積み重なって崩れてゆく 伝わるかな、届けるのは 声だけじゃない、生きる意味だ つまらないなぁ、世の中には 愛がなんだ、恋がこうだ その歌詞には何が宿る? その歌には何を映す あぁ、そうか気づいたよ 僕だって君だって存在…