アルカリ性の水平線

裸足で歩いた、荒廃繰り返す世界だ

私ならこの世界救えると思ってるの

でもね、まだ貴方と一緒に居たいから

飽きるまでこのままにしようと思うの


綺麗ね、腐った海も死に絶えた動物たちも

私達もあぁなっていくんだろね

貴方だけは残していくわ


あぁ、私はこの海に溶けて

世界を救うの

あぁ、夏の際の瀬

向こうで待ってるから


スニーカーで歩いた、命吹き返す世界だ

僕なら君のいる場所へ届くと思ってたよ

でもね、いくら進んでも届かないから

この世界にはやっぱり1つ足りないや


あぁ、 僕はこの海を進んで

君を探すの

あぁ、去年の夏のせい

水平線に消えた


あの夏の日、2人笑う時

思い出した約束の時間に

騒ぐ水面、から回る足

夢と現実のその狭間に

水平線灯る不知火

縮まない距離、広がる想い

あなたが居ないこの世界なら

いっその事、汚れてしまえと


あぁ、貴女が溶けた海へ

僕は沈んでいくの

あぁ、明日の僕へ

届かないものもあるから