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大人になっていくたび色んな事分からなくなって
大人になれてるかな、なんて考えるのは今日で最後
おかえりただいまの何気ない日々も
すれ違いざま、香る懐かしい匂いも
2人で座った花壇の上、青いベンチ
全部、音に乗せて
いつか、偶然聞こえたその歌がきっと
君を描いた曲で君を描いた僕が
忘れていること、そうしたらきっと
僕もやっと大人だ
あれから、何年も経って色んな事分かってきて
大人になったのかなぁ、なんていつもと同じ空を見ても
おかえり、反響するこの部屋も
すれ違いざま、振り返ることも無いの
1人で座った花壇の上、褪せたベンチ
全部、音に乗せて
いつか、空前聞いたことのない歌がきっと
君を描いた曲でなかったその時でも
思い出してくれ、そうしたらきっと
君もやっと、大人だ
今じゃ当然、流れるこの歌でも
君を写すフィルムも切れて掠れた思い出に
成り代わっている、そうしたらきっと
きっと
いつか、偶然聞こえたこの歌がきっと
僕を描いた曲だと僕を描いた僕が
分かっていること、そうしたらきっと
きっと、大人だ